ポルトガル流の闘牛
闘牛といえばスペインですが、ここポルトガルにも闘牛があります。サッカー場と教会はどんな村へいってもありますが、闘牛場はその地域の中心になる町なら大概存在するほど盛んのようです。しかしスタイルはスペインとは若干異なります。
今回はその闘牛を観に行ってきました。場所はリスボンの闘牛場のカンポ・ペケーノ(Campo Pequeno)。
この日はポルトガルサッカー3大チームの一つのスポルティングの101周年記念イベントでもあり、会場にはスポルティングのユニフォームやマフラーをした「緑色」の人たちが大集合しました。記念イベントのためまずはスポルティングとリスボンをたたえるファドショーから始まりました。
ファド・ショーのあといよいよ闘牛の開始。まずは出場する闘牛士たちの入場(↓)です。
ポルトガルとスペインの闘牛と比較するとずいぶん異なることが多いですが、その違いで一番の違いは闘牛士の種類です。
一番の華は馬にのった騎馬闘牛士(カバレイロ)で、他には素手で牛と捕まえるフォルカードです。そのほかに牛の注意をそらせる闘牛士、牛を退場させる牛使いもいます。
今回はカバレイロが3人とフォルカードが3グループ登場しました。全部で6回行われます(6頭の牛が登場)。ちなみにカバレイロは正規ライセンスをもった専門家で有償の仕事のようですが、フォルカードは一般参加の無償での参加のようです。
まずはカバレイロの登場です。騎馬騎乗術を披露しながら猛り狂った牛に次々に槍を刺していきます。ベテランのカバレイロほど相手になる牛は大きく獰猛です。そしてベテランのカバレイロほど刺した槍を飾りのように対象的に刺していきました。
しかし馬はこの状況下では過酷のようで途中で2~3回馬を乗り換えていました。その間牛の注意をそらせるのがマントを振りかざす闘牛士です。
カバレイロが5~8本の槍を指したあとはフォルカードの出番です。
フォルカードの役目は手負いの牛を素手で押さえつけること。8人が一列にならび先頭(緑帽子)が牛を挑発します。そして突進してきた牛を体で受け止めます。そしてその他のフォルカードがどんどん押さえつけていきます。
手負いとはいえ相手は600kg近くある牛です。数度チャレンジすることが多かったです。今回は一つのフォルカードグループは1回で牛を受け止め観客の喝采を浴びていました。
巨大で獰猛な牛は手負いでも力強く、6頭のうち1頭はフォルカードを数人闘牛場の壁の向こうに吹っ飛ばしていました。この牛の時はフォルカードは3度目の挑戦で押さえつけ先頭の役はボロボロです。観客も牛のすごさを理解しており、この牛をとめたフォルカードへはカバレイロ以上の喝采でした。
しかしそれに対し大して大きくもないのに3度のチャレンジを失敗し、強制終了のラッパがなっても何度もつづけていたグループもいました。しかし観客はブーイング。しかも牛までもこのフォルカードをバカにするような態度をとっていました。一方的にやられるだけの牛でもこんな態度をするのには驚きました。
牛を押さえつけると一人のフォルカードが尻尾を一人で引っ張り牛の動きを封じます。そして牛はスペインの闘牛のように殺されることはなく、最後に雌牛数頭が登場し彼女(?)らに連れられて会場をあとにします。このとき牛飼いがこの雌牛たちをコントロールします。
ポルトガルのメジャーなショーの一つでもある闘牛ですが、実際に観た日本人の大半は嫌悪感を覚えるようです。特に動物好きによっては痛々しい光景に耐えられなくすべてみることができないようです。ポルトガルでも闘牛に対して賛否両論あるようです。スペイン闘牛は牛が倒れる(死ぬ)まで行いますが、ポルトガル闘牛は牛は自力で退場します。それでも槍をブスブスと刺されどんどん出血し弱っていく様を目の前にして見ていられないという人は多いようです。
★ポルトガル名所巡り…ポルトガルの様々な名所を実際に行ってみた紀行のページ
★当ページはBlog Rankingに参加しています。こちらのワン・クリックをよろしくお願いします。人気blogランキングへ





















































































































起点からすぐのところにはリベイラ市場があります。外観はちょっとしたショッピング・センターのようですが、中に入ると活気のある庶民のための市場で野菜・海産物・花・肉など新鮮なものが格安で手に入ります。




